
ここで1つ「秋保温泉」での楽しみ方をお教えいたしましょう。仙台市の中心部から車でわずか20分といった近さの ところに、仙台の奥座敷として昔から万人に親しまれております「秋保温泉」が現れます。
秋保温泉の歴史というのは1500年以上とこれまた古くから始まっておりまして、それは第29代欽明天皇が重い 皮膚病をこの「秋保の湯」で癒したといわれる話は有名であります。当時、戦国時代には伊達政宗も同様の病(皮膚病) を患ってしまったところで、 伊達藩は湯守を置いて御殿湯としたと語り継がれております。
秋保温泉の景色はと言いますと自然が名取川沿いに並ぶ大きな旅館やホテルを包み込むように、あたり一帯はまさに自然 一色に囲まれています。 もし秋保温泉が初めてという方々には人まず最初に立ち寄るべきところと言えば 「秋保・里センター」をお勧めいたします。
この場所は「秋保温泉」の「キーステーション」的存在でもありまして、レストランや観光案内所をも併設しているので 、ここで分からない事を聞いたり、「秋保温泉」での過ごし方や楽しみ方を尋ねておくと便利です。 また4月〜11月までではありますが自転車を無料で貸し出をしているので、温泉街をサイクリングするのも一味違った 楽しみ方ができるでしょう。

ちょっと聞きなれない温泉名かもしれませんが、宮城県仙台市太白区秋保町湯元という地域にある「秋保温泉(あきうおんせん)」は 、仙台の都心からも近いためでしょうか、宿泊のみならず日帰り入浴にも利用されている人が多いのです。
秋保温泉は、同じ宮城県にあります「鳴子温泉」や福島県の「飯坂温泉」とともに奥州三名湯に数えられた1つでもあり ます。「弱塩泉」・ ナトリウム・カルシウムが含まれている塩化物泉低張性中性高温泉となっていまして、 効能は美肌の湯と言われておりさらりとした泉質は、お肌がスベスベになるとも言われており女性にとっては嬉しい事で もあり又、多くの人に愛されている秋保温泉です。
秋保温泉地域周辺は、名取川にそって旅館ホテルが立ち並んでまして「秋保・里センター」を中心に広がっています。 こちらの地域が、初めに温泉街として発展したのは「秋保・里センター」の西側に当たる湯元地区というところから発展し てきました。
湯元地区には古くからはわが国「平安時代」に起源を有する宿のほかにも、数百年の歴史を持つ老舗といっても良いくら いの旅館が建ち並んでいます。そして秋保温泉街には、仙台都心から20〜30分と程よく近く、 高級ホテルのスイートルームに値するくらいのする部屋、つまり離れなどを有する施設が複数存在しておりまして、 なんと仙台都市圏で最高の価格及びサービスを提供しているため、賓客接待にも用いられているほどになります。
これと同様に松島にも高級ホテルや旅館が多数存在することから、仙台都心にいわゆる高級ホテルといったものが建設 出来ない要因の1つともなってしまっています。
秋保温泉も同様に時代は移り変わり戦後、様々に旅館とも近代的な大型観光ホテルとして急成長を成し遂げると同時に、 秋保町が仙台市へと編入合併されたり政令指定都市化となったりと、仙台市との合併後様々な都市改革がなされていきました。
街道に関しましては、秋保温泉街を経由しないルートに国道286号が変更されました。そして国道48号からは林道のみの アクセス出来るような状態でしたが、新たに道路も建設され、更に国道457号も開通しました。 道路の整備で仙台都心から車で30分程度という利便性を得たものの、一昔前のバブル景気以後は旅行の少人数化で宴会を 伴わない客層へと移行していき、団体客をも減少して旅館では宴会部門の収益が右下がりとなっていってしまい激減した。
秋保温泉でも、その為にやむを得ず倒産したり、買収されるといった旅館も出るなど、各ホテル・旅館とも収益構造の変化を強いられるは めになってしまいました。悪戦苦闘の末に、域外資本による低価格販売をうたったものを打ち出す宿の登場があったり、 既存の宿側の方向性を変えて個人客向け高級温泉宿など様々な宿が存在する秋保温泉街へと移り変わって行きました。
秋保温泉は気品ある皇室の温泉の一つとして、位置づけられ「御湯」の称号を受けると同時に、別所温泉・野沢温泉・三函御湯と共に「日本三御湯」と称せられるようにまでなったとのことです。
ここに出てくる「名取の御湯」というのは「拾遺集」や「大和物語」などにも歌われております。そして、のち平安時代から戦国時代にかけては、秋保温泉の「湯守役」を勤めていたのが佐藤家であります。 これが現在の「ホテル佐勘」の祖になっているのです。